2017年06月17日

夢の中で目覚めて怖しい経験をした夢─夢の記憶43─

6月ももう後半に入ろうとしているというのに、この季節とは思えない爽やかな好天が続いている。例年の今頃ならもうほぼ毎日半袖で過ごしていただろう。しかし、今年はジャケットを羽織る日々だ。日中はさすがに汗ばむ陽気になるけれど、朝晩はひんやりするほど。
ごくたまに低気圧がやって来て、ある程度まとまった降りになることはあっても、グズグズすることなくスッキリと回復する。しかもその爽やかさが持続するのだ。普通だと、初め大陸から乾いた空気を運んで来た高気圧も、日本附近を通過するうちに温暖化し、天気図上いつの間にか太平洋高気圧に変質してしまうのが常だ。そしてそんな湿気の増して来た時に、ちょっとでも寒気が流れ込みでもしようものなら、途端に大雷雨に見舞われる。夏の雷雨と違ってこの季節が怖いのは、溶けきらずに地上に届いて雹になることがあるから。
ところがこんなに冷んやりしているのに最近はそれが全くない。もうこれだけこうした陽気が続くと、これが当たり前になって、いつもがどんなだったかわからなくなってきてさえいるが、こんな年はほとんど記憶にない。空梅雨になったことは確かに何度もあった。しかし、それはたいていは夏が早々にやって来る場合だった。
大阪城.jpg
〔この季節恒例にしている人間ドックで訪れた大阪市内も爽やかな好天だった。写真は大阪城大手門と千貫櫓〕

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さて、このところ、机に向かって寝てしまい、夜中に目覚めることが多い。昨晩もそうだった。お風呂の順番を告げに来た家人が閉め忘れたのか、室の扉が閉まり切っていない。目覚めが2時くらいまでだと、それからほとんど眠ったままのような状態で、シャワーを浴びにいく。
お風呂から上がったあと、すぐに休みたいのは山々だが、このまま寝たりしようものなら、翌朝髪の毛がえらいことになる。若い頃よりは随分密度が減ったし、細くもなったので、あの絶望を味わうことはまずないとは思うが、用心するに越したことはない。朝の寝癖直しほど虚しい時間はない。
幸い体が温まると、暫くは机に向かったまま眠りに陥らずに過ごせる。それで、髪が乾くまで少しだけ仕事をするのが常だ。若い頃は机に向かって寝てしまうことなどなくて、明け方近くまで仕事をしてからまとめて寝むことができた。
しかし、今ではもうそれでは身体がもたず、さっき言ったような分割睡眠方式がもっぱらだ。風呂上がりはすぐには眠くならないというのを応用するなら、机で寝てしまう前に風呂に入ればいいようなものだが、これは風呂の順番があって、そう簡単には思うに任せられないのである。

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そうして昨晩床に就いたのは4時過ぎで、90分を単位とする睡眠のあり方からすれば、たいへん効率の悪い時間だったためもあってか、おかしな夢を見た。
どうも夢の中でも机に向かって寝てしまっていたらしく、寝起きのよくない状態で目が覚めた。右手が変に痺れている。以前これのひどいのをやってしまい、完治まで3週間近くかかった苦い経験があることを夢の中で思い出していた。
ああまたか、と思いつつ意識朦朧とした状態のまま部屋から出て、玄関を開けて外に出た。そこには小さな部屋があって、いろんなものを売っていた。コーナーごとに店番のおばさんがいる。食べ物もあれば、ちょっと小洒落たグッズもある。
ひとわたり見て回ったあと、ふと以前クリーニングに出したワイシャツをここに引き取りに来たことがあったのを思い出した。いつもはハンガー仕上げで頼むのだが、畳んだぼくのワイシャツが、5枚くらい並んでいたその時の様子がはっきりと目に浮かんでくる。
そうだ、部屋にある洗濯物を出しに来なくちゃ! それでぼくは急いで家に帰ってドアを開けて自分の部屋からクリーニングに出す洗濯物を抱え、またさっきの店に戻った。
ちゃんと出したのかどうか記憶が曖昧だが、それからぼくは引き取りに行ったわけではないのに引き取った洗濯物を抱えて、家に戻って玄関のドアを開けたらしい。家人を起こさないように用心して。
すると、明かりの消えた真っ暗な玄関を入ったところに、誰かがいた。そこだけボーッと明るい。何度も出入りしていて起こしてしまったかと、怒鳴られるのを覚悟していたら、意外にもいつまでもじーっとしていて、一言も発しない。
実際には、誰かいるのを見て一目散に部屋に駈け込んだというのが正しいので、そんな悠長な話ではなかった。持っていた洗濯物がその幽霊もどきの人に当たった感触を覚えたのも構わずに部屋に駈込んだのだった。
そうしてまた寝ようとするうちに、今の光景が急に甦ってきて、その怖ろしさに身震いしたのだった。そのまま冷や汗が噴き出るのを感じつつ、震えたまま眠りに就いたのだった。あれは誰だったのだろうか。家人だったようでもあるし、そうでなかったような気もする。

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来週の予報には、水曜以降僅かだか雨マークが顔を出している。これまでも同様の予報を見てきたが、いざ蓋を開けてみれば尽く好天に転じて来た。この爽やかさであるから裏切られたという思いは全然ないけれど、いかにせんこのまま夏を迎えたのでは、水不足が心配だ。平穏なごく普通の梅雨になってくれることを切に祈りたい。
タグ:季節 日常
posted by あきちゃん at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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