2019年03月04日

春の足音を聴きながら

3月の声を聞いたばかりだというのに、ここのところ天気の変化が異常に速くなっている。春一番が吹く訣ではないが、短い周期で低気圧が通過してゆく。近年にない数で、もう今回で8つめになるのだという。
関東で積もるような雪が降るのはこんな時で、雪予報が出た時もあったが、ほとんど空振りだった。だいたい、通過する低気圧があまり発達しない。関東に大雪を降らせるような低気圧は、たいていその後千島付近で猛烈に発達し、一時的にせよ強い冬型をもたらす。いわゆる引きの季節風である。それが今年はない。多分、1月末に大陸の高気圧が強まって強い冬型になって以来、まともな冬型は現れていないのではないか?

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いっぺんに寒さが緩む訣ではないものの、通過する低気圧が湿った雪にせよ降らせていってくれたらまだましなものを、時に雨さえもたらすのでは、たまったものではない。じわりじわりと積雪は減ってゆく。昨年スキーを再開した身としては、気が気ではない。やっとまともな雪が降って安堵した正月休み明けの水準に戻ってしまっているのではないだろうか。雪質はこの季節だからもう度外視するとしても、量だけはなんとか維持してほしいと思う。できれば今月末まであと4週間もってくれないとなぁ。せめて連休までの3週間だけでも……
山は年末の油日岳で思わぬ雪山を体験した。その後、明神平と三峰山はそれなりの積雪で、ことに1月末の明神平では見事な霧氷に遭遇した。お天気にも恵まれて素晴らしい山旅となった。しかし、その後はアイゼンが活躍する場もなく、山は晩秋の様相というか、どうもこのまま春を迎えてしまうらしい。いや、山はもう春の装いだ。植林帯は花粉で黄色く染まっているに違いない。

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ここ一週間は3度も東京へ往復するハメになった。その終わりの今日の東京は、朝から冷たい雨だったが、雪になるほどではなかった。昨日が比較的暖かだったこともあるが、雪に降られるよりもかえってこたえた。暫く雨が続く気配だが、そういえば、実家のベランダでは、母が蒔いた菜の花が花盛りだった。菜種梅雨とはよく言ったものだ。
エルニーニョの発生で暖冬予報だったこの冬、予報は当たりだったようだが、1月から2月初めにそれなりに降ってくれただけでも、よしとしなければならないのだろうか。それではあまりにも寂しい。これから春はどのように推移してゆくのだろうか? ごく普通に季節がうつろうことを願うばかりだ。何度も書いたが、このごく普通というのが普通でなくなってきているのだ。
3月は、週明け以降も、海外を含めいろいろと出張が続く。今年は幸いにして一度も体調を崩さずここまでやってこられたので、なんとかこのまま年度末を過ごしていけたらありがたいと思う。そしていよいよ最後の1年を迎える。
ラベル:季節 日常
posted by あきちゃん at 00:00| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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